八王子市から見て西北西の西多摩郡檜原村の山間にある数馬、ここは山深い里である。峠を越えれば山梨県という数馬は、その昔、武田氏の落人が移り住んだという。その、甲州との繋がりを窺わせるのは兜造りの民家である。破風の大きい茅葺きの屋根の形が、ちょうど兜を置いたように見えるためらこの名がついたといわれる。

 甲州の民家によく見られる造りだという。釘はほとんど使わず、木を組み合わせて建ててあり、ふつう内部は4階くらいまである。上階は少し前までは養蚕室として使われていた。
 兜造りの民家は、民宿やレストランに改造されているのがほとんどだが、数馬のバス停から10分ほど登ったところにある三頭山荘(ミトウサンソウ)もその一つである。500年の歴史を持つ建物である。

 武田家の菊姫がここに住んでいたという伝説を記した菊姫弁財天や、水車のある庭園も興味深いが、ここでおすすめしたいのが山菜料理。季節の山菜22品を小皿に盛ってお盆に並べた「元祖山菜22品」コースは、山里ならではのメニューだ。名物の「こんにゃく」「わさび漬」のほか、マタタビなど珍しいものも食べられる。

 三頭山荘の下にある九頭竜神社は、杉の木に囲まれた木造りの神社で、9月の秋祭りに奉納される神楽は都の無形文化財である。  しばらく歩くと兜造りの民家が軒を連ねている。その中の一軒、表に「東京最西の里」と書かれた「たから山荘」には蛇の湯(ジャノユ)と呼ばれる鉱泉が湧いている。

 傷ついた蛇がこの泉で傷をいやしたという伝説があり、古くからケガの治療に訪れる人が多かったという。ツルツルした湯で、高血圧や糖尿病にもいいそうだ。入浴だけの利用もできるし、ここでも山菜料理や手打ちソバなどの食事もできる。

 以上は古くから知られている温泉施設ですが、「蛇の湯」から奥多摩湖へ向かってゆるやかな坂を登っていくと間もなく、平成7年6月に開業した "桧原温泉センター「数馬の湯」" があります。

ぽわーんと のんびり 森林浴場
ようこそ 不老の湯へ
 深さ1,200メートルの地殻の中から汲み上げられる源泉は、長い歴史と時間をかけて熟成されたものです。 あなたの肌をつつみこむ、たゆたう(ゆらゆらゆれ動く)ようなやわらかい温泉は、心の中までしみこんでいきます。

ふと 耳をすましてみると、"歴史を超えた湯" が静かに語りかけてくる。
温泉の種類も様々。露天風呂からサウナまで、お好みでお楽しみできます。

「数馬の湯」の泉質はアルカリ性です。
神経痛・筋肉痛・冷え症・五十肩・打ち身・くじき・慢性消化器病・疲労回復・健康増進・痔症・関節のこわばりなどの効能に加え、お肌が若返ったように、みずみずしくなることから、若さを維持する 「不老の湯」ともいわれる。
○圧注浴・・・・泡の水流で疲れを一掃、ぼーっと浸かるのがよい。
○ジャグジー・・ここちよい泡の刺激で、心も身体もリフレッシュする。
○露天風呂・・・鳥のさえずり、自然に溶けこむ喜びを肌で感じる。
○サウナ・・・・汗と一緒に身体の毒素をじわーっと染み出させる
入浴後、自然の新鮮な空気を思いっきり、吸込み最高の気分です。

営業時間
月曜日定休(祭日の場合は翌日)
4月〜11月(夏期)am10:00-pm22:00まで
12月〜3月(冬期)am10:00-pm19:00まで
利用料金(3時間まで)
大人 800円
子供 400円
(小学6年生まで)
就学前の子供 無料
延長料金(1時間)
大人 200円
子供 100円
(小学6年生まで)

○詳しいことを知りたい場合は
檜原温泉センター・「数馬の湯」 へ
お問い合わせください。
0425-98-6789
FAX 0425-98-6543
〒190-02 東京都西多摩郡檜原村 2430
または パンフレット を取り寄せると 詳細が解ります。