平成時代

新たなまちづくりがスタート

 昭和天皇の崩御で、昭和64年はわずか1週間で幕を閉じ、1月8日から新しい「平成」の時代が始まりました。そして、昭和天皇は大正天皇と同じ武蔵陵に陵が設けられることになり、武蔵野陵(むさしのみささぎ)と命名されました。

 平成元年(1989年)1月に、八王子市は建設省の「インテリジェント・シティ」の指定都市となり、3月には郵政省の「ハイビジョン・シティ構想」の整備促進地域に指定されました。また、大横町には、見てさわって科学の原理など「おもしろ不思議」の世界を楽しみながら学ぶための施設「こども科学館」がオープンし、四季折々の星座や惑星の動きを、さながら宇宙にいるかのような臨場感で味わえる直径21mのドームを持つプラネタリウムも設けられています。また、平成2年には70ミリ全天周映画を投影する設備やハイビジョンシステムも設置しました。

 4月から21世紀に向け、八王子21プランと題した「基本構想・基本計画」に基づいて新しいまちづくりをスタートをしました。

 10月から緑豊かな職住近接をめざしたまち「八王子ニュータウン」の建設にも着手しました。

平成2年3月に、鑓水商人たちの栄華と生糸を運んだ絹の道の歴史を今に伝えようと、鑓水商人のひとり八木要右衛門の屋敷跡に「絹の道資料館」を開設し、併せて、道了堂のあった大塚山一帯を整備しました。
 3月に、かねてから検討を進めてきた、八王子駅北口地区の市街地再開発計画に基づいて、地上13階、地下3階の再開発ビルの建設を施工し始め、ビル全体がひとつの「街」となるように商業・文化・情報など様々な機能のほか「学園都市センター」も開設されることになりました。

 また、北野清掃事業所に地域の環境改善の一環として進めてきた構内の緑化事業が完成し、構内の一部に池や小川を配置し、その周りを巡る散策路などを市民に開放し、清掃事業への理解を求める努力をしています。